報道とはつまみ食い?2011/08/28 23:07

福島第一原発の事故以来、脱原発 → 再生可能エネルギーへのシフトの大合唱である。 ドキュメンタリー映画も含め、報道で 『自然エネルギー先進国』 として紹介されるスウェーデン、だが報道に出てこない意外な事実があることを初めて知りました。 昨日の NHK の 『市民討論 どう選ぶ? わたしたちのエネルギー』 には、スウェーデンからの参加者も居て、質問に答えてくれていました。 かの国では、自分が使う電力をどこの会社から、またどういう作り方をされた電力かを選択して購入できるとのこと。 またある街では自然エネルギーだけで、すべての電力をまかなっているという映像が報道されたり、ドキュメンタリー映画でよく出てきます。 しかし、以下の事実は報道されずに、いいとこどりされて報道されるのです。

スリーマイル後、1980年に国民投票で 原発に 『ノー』 を突きつけたこの国には当時12基の原発があったそうです。 30年後の現在までに廃止されたのはたった2基。 また原発による発電量は、実はほとんど変っていないとのこと。 市議会議員は無報酬のボランティアが勤めるというような、市民意識・政治意識が高いこの国でも、実際に原子力発電の電力から実際に脱却することがこれほど難しいという事実は重くこころに刻んでおく必要があるのかな、と感じました。

ちょっと古いけど、参考記事は こちら


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