ふるさとインターフォン ～ Back to the Garden

実は、寂しいというか考えさせられたというか、自分への反省（？）もこめてちょっと白状します。　

って、なんのことはない今日のニュースのヘッドラインのひとつを飾った、高校野球の決勝戦。　優勝した日大三高って西東京代表で、町田市にあります。町田市といえばわが町の隣町（実際は両方とも小さな県に匹敵するほどの人口をもつ大きな市ですけど）のはず、だとすれば、『地元の球児が全国制覇！』って祝杯あげてもおかしくはないほどのニュースのはず。しかし、不肖わたくしめは日大三高が町田にあることも先ほど知りました。　昨日のニュースの時点では、東北勢での初優勝がかかった青森の光星学院の優勝をひそかに願ったほど。　都市部に住んでいればこんなものかとも思いますが、しかしこのいやおうのない地元感の無さは、考えてみれば実に寂しいこと。　優勝した日大三高の選手達に対しても、実に申し訳なく。

大都市と地方の問題、永遠の課題ながら　今回の大震災後のあらゆる問題もどうも、いろんな意味でしわ寄せは地方にばかりいっているような気がする。　都市の人間のきままさで、農業や酪農の一大生産地が窮地に陥れられる現状は今回の放射能に限らず、口蹄疫や鳥インフルエンザでも繰り返されているように考えるのは筋違いだろうか？　畝山さんの本で、少しでも勉強してみようかと思う今宵。　食の安全・安心ってなんだ？　人間のために死んでいく牛や鳥や豚たちも、おいしく食べて感謝されれば少しは本望だろうが、それもされずに屠殺されて捨てられるだけでは、そのうちに恨んで出てくるやもしれないぞ。