お初にお目にかかります2011/03/13 12:53

「東北地方太平洋沖地震」において被害にあわれた皆様、またそのご家族、
ご親戚・知人の皆様、一刻も早い安否の確認と早期に復旧へのめどがつく
ことを、心よりお祈り申し上げます。

東京にて帰宅難民となり、昨夕ようやく自宅に戻ってまいりましたが、TV
報道による津波の被害の映像などを目にするにあたり、自然の猛威にあらた
めて驚くとともに、一人でも多くの方の救済を願うばかりです。

さて、自分自身の周りでは地震そのものによる被害はそれ程ではなかったに
しても、その後の「通信」の確保には東京に居ても大きな問題となりました。
携帯電話はメールを含めて全ての事業者で不通、NTTなどの固定回線も規制に
よりほとんど不通。 そんな中、050 IP電話が大活躍いたしました。 

小職の場合、地震発生から30分ほどの後、IP電話経由で長野の実家でひとり
暮らしをしている母親に連絡が取れました。(実家にもIP電話があり、この
場合はIP電話同士の通話)。 また、夕方以降に携帯同士では依然として
繋がらなかった姉へも、IP電話経由での公-公接続で、長野の NTT回線から
かけるとつながりました。

こんな経験もふまえて、身の回りの「通信」環境についてもう少し踏み込んで
いろいろ書いてみたくなり、このブログ開設にいたりました。

少しでも、参考になれば幸いです。

メタル線の威力とは....2011/03/19 16:17

まるごと図解 ADSLがわかる

 ブログを始めたのは良いけど、地震の余波や計画停電などなどで続きも
ままならず一週間が経ってしまいました。(って、待ってくれている読者さんも
居ないでしょうけど....)。 改めて、自分の書いたものを読み返してみたら、あれっ? 


「メタル線による固定電話というレガシー技術をとことん使い倒して....。」

って、10年前にも同じようなことを書いていたのを思い出しました。

 そうでした。10余年前の今頃は「ADSL 天下布武!」を旗印にこんな
本を書いたりしていたのでした。 あの頃は戦っていましたねぇ~

 ADSLも本格サービスが始まって丸10年が経ちました。 さすがに光もようやく
一般に普及してきましたが、ブロードバンドも一巡してよくよく考えてみると、さて何が
真に威力があるかというところが、だんだん見えてきたかなぁと思う今日この頃です。

 みなさまの通信環境はいかがですか? 教えて下さいな。

ちょっと気になる....2011/03/26 19:10

土方歳三うどん と MKT/R-30 多機能電話機


実は、毎日の通勤途上にあるお店の看板で見て、ずっと気になっていたものがコレ!

まだ食していないのですが.... さてどんなお味? (笑)

新撰組(新選組)、幕末の異端児。 ファンが多いですね。

最初に買ったADSLモデム2011/03/26 19:46

Web Caster 600MN (G.992.1, G.992.2 対応) 8Mまで


2001年頃でしょうか、とにかく最初に出た 8M 対応のADSLモデム(ルータ機能付き)です。 その後、高速化に対応した NVIII なども使いましたが、実は実家のADSLではこの機種が未だ現役です。 なぜかと言えば、とにかく安定している! NVIIIでは結構リンクが数回切れていたりしたのに、このモデムはまったくと言っていいほどリンク切れ無し。ダイナミック DNS使用にはもってこいなので、予備機まで用意して現在も使用中です。 

電子機器で10年超えて健在なのは、600MN と IBM の Aptivaです。
いい機械です。

「殿」が書いた歴史読本_その12011/03/27 11:46


『その時歴史が動いた』でお馴染みの松平定知氏、NHK 勤務の頃のニックネームが「殿」だったそうです。伊予松山藩の分家の末裔とのことで歴史番組にはうってつけの名アナウンサーでしたね。 朗読もよく拝聴しております。 そう言えば、ずいぶん前ですが、原宿の駅でご出勤途上の氏にお目にかかった(もちろん通りすがり、ですが)ことがありました。

この本に取り上げられた面々で何回も読み返すのは、高杉晋作。なんとも無茶なことを何度も何度もやり、結果として成功させちゃってとっとと次の世界へ。自分の性格と対比すると正反対のまったく向こうに居る人なので、よけいに惹かれるのでしょうかね。

定知さんは、この本の中で「小栗上野介」の再評価を試みていてとても参考になりました。

昔のISDN機器2011/03/27 15:42

雷で昇天してしまった ISDN TA たち
ADSLの登場よりさらにさかのぼること5~6年、1994年頃から一般家庭に INSネット64が普及し始めました。それまでのアナログモデムに比べて格段に接続が早く、速度も倍以上で安定した通信ができることで、折しも普及し始めていたダイヤルアップ接続によるインターネット需要で爆発的に普及しました。 メーカー各社から ISDN TAが続々と発売され出して、なんか電話機の解放(端末の自由化)以来の活気がありました。

調べてみると、1985年日本電信電話公社の民営化とともに端末の解放が始まった様ですね。電気店で自由に電話機が選べる様になったその10年後に、ISDN TAも自由に選べる様になった訳です。ネット接続の目的以外に、TAはアナログポートも複数持っていましたから、電話の使い勝手も格段によくなりました。 ところが....。 

ISDN、それも DSU内蔵のTAはとても雷に弱かったのです。 私自身、実家にもISDNを導入していましたが、2度も雷にやられて使えなくなってしまいました。 写真はとても気に入っていたのに使えなくなったTA達です。

もちろんISDNのサービスは今も提供されていますが、一般家庭用ではその後アナログ回線を必要とするADSLにインターネット接続の主役を譲ってからは、企業ユースのみになってしまった感がありますね。

「殿」が書いた歴史読本_その22011/03/29 00:10


定知さんの歴史読本、その2。 戦国武将編ですが、ナンバー2を取り上げているところとその視点が面白い。 中でも私のお気に入りは「転職力」の藤堂高虎。 「武士たるもの七度主君を変えねば武士とは言えぬ」、恥ずかしながらこれは我が身に響くお言葉。 よくぞ言ってくれました! 

帯に書かれていない方がもうお三方、どのように取り上げられているかと言うと、

 石田三成に学ぶ「構想実行力」
 片倉小十郎に学ぶ「プレゼンテーション力」
 細川幽斎に学ぶ「一芸力」
 
 まだ読んでないところもあるので、明日から再読します。