「殿」が書いた歴史読本_その12011/03/27 11:46


『その時歴史が動いた』でお馴染みの松平定知氏、NHK 勤務の頃のニックネームが「殿」だったそうです。伊予松山藩の分家の末裔とのことで歴史番組にはうってつけの名アナウンサーでしたね。 朗読もよく拝聴しております。 そう言えば、ずいぶん前ですが、原宿の駅でご出勤途上の氏にお目にかかった(もちろん通りすがり、ですが)ことがありました。

この本に取り上げられた面々で何回も読み返すのは、高杉晋作。なんとも無茶なことを何度も何度もやり、結果として成功させちゃってとっとと次の世界へ。自分の性格と対比すると正反対のまったく向こうに居る人なので、よけいに惹かれるのでしょうかね。

定知さんは、この本の中で「小栗上野介」の再評価を試みていてとても参考になりました。

昔のISDN機器2011/03/27 15:42

雷で昇天してしまった ISDN TA たち
ADSLの登場よりさらにさかのぼること5~6年、1994年頃から一般家庭に INSネット64が普及し始めました。それまでのアナログモデムに比べて格段に接続が早く、速度も倍以上で安定した通信ができることで、折しも普及し始めていたダイヤルアップ接続によるインターネット需要で爆発的に普及しました。 メーカー各社から ISDN TAが続々と発売され出して、なんか電話機の解放(端末の自由化)以来の活気がありました。

調べてみると、1985年日本電信電話公社の民営化とともに端末の解放が始まった様ですね。電気店で自由に電話機が選べる様になったその10年後に、ISDN TAも自由に選べる様になった訳です。ネット接続の目的以外に、TAはアナログポートも複数持っていましたから、電話の使い勝手も格段によくなりました。 ところが....。 

ISDN、それも DSU内蔵のTAはとても雷に弱かったのです。 私自身、実家にもISDNを導入していましたが、2度も雷にやられて使えなくなってしまいました。 写真はとても気に入っていたのに使えなくなったTA達です。

もちろんISDNのサービスは今も提供されていますが、一般家庭用ではその後アナログ回線を必要とするADSLにインターネット接続の主役を譲ってからは、企業ユースのみになってしまった感がありますね。