「光の国」の反逆児たち2012/06/11 03:09

もう東京の自宅のネットも 「ひかり」 になって、ADSLは手許にはないのだけれど.... (いや待て、ここはマンションVDSLタイプだから、last 100メートルはめたりっく通信なのだが....) 

そんな昔話を強烈に想いださせる記事を発見してしまい、しばし読みふけってしまいました。 もう取材されたことも忘れかけてましたが.... お時間のあるときに、お読み下さい。 超大作です。  → ここ から


今だからわかること!2012/06/11 23:34

電話線って見たことありますか? ふつうの人はまず目にしませんよね。 ひかり電話も普及しているとは言ってもまだまだごく一部。 多くの皆様の電話は、近くの NTT交換局からお宅のローゼットまで、1対(物理的には2本)の銅線でつながれています。 その線も意外と太く(直径で 0.4 mm、0.5 mm 局からの距離が長いと 0.65 mm とかも)じつにしっかりとした銅のかたまりです。 仮にあなたの自宅と局までが 3 km程度(結構平均的な距離のようですが)あったとすると、この1対の銅の線がそのまま NTTの局までつながっているわけなのです。 (例外はありますが、念のため)

するとどうでしょう、もし仮に本当に全部のアクセス回線がすみからすみまで光ファイバになって、いらなくなった銅線をばらばらにして 『はぃ、これはお宅様の分です。』 と言って銅を溶かして塊にしたら、さてどれくらいの大きさになりましょうか?実は相当な大きさの 『金塊ならぬ銅塊』 になるはずです。 銅っていまや稀少金属の仲間入りをするくらいの貴重品。 
それを考えると、その昔(って言ってもそんなに古い話しではないが)、電話をひくのに 施設負担金でしたか72,800円ほどを『加入権』 という形で買ったことも、今にして思えばそれほど「高価」な金額というわけでもなかったのかも?? 

その1対の電話線で、あるがままの電話線で、一気に 『メガ』 単位の速度の通信環境を数年の間に構築してくれた ADSL っていまさらながらすごかったんだ(もとい、まだ過去形ではありませんね!) と思うのであります。