ふるさとインターフォン ～ Back to the Garden

一時期、固定通信事業者からのＣＭでさかんにＰＲされていましたが、最近はだいぶん影を潜めてしまっていますね。　皆さんは、固定電話から携帯電話にかける時のレート（分あたりの課金）意識していますか？　ご存じの方が多いとは思いますが、普通の固定電話から「０９０」もしくは「０８０」の携帯番号へかけると、普通ですと課金が「移動体事業者」によって計算されます。　時間帯や通話先（＆位置）により変動がありますが、現在でも１分あたり「２８円～４２円」が移動体事業者から課金されます。

ＮＴＴの請求書では「携帯電話のご利用分」として出てくるやつです。

これを固定事業者の４桁の事業者番号を付けてダイヤルすると、課金の主導権が固定事業者になり、より安いレートが適用になります。現在ですと、１分あたり「１７～１８円」とかが多いみたいですね。　同じ相手の携帯にかけるのに、片や３分=126 円、同じ通話がかたや ３分=51 円と倍以上の開きが出ることがあります。ちりも積もれば山となる！　仮に、この会社では携帯宛に１日あたり３０分発信しているとすると、この差額は一日平均７５０円として、２２稼働で 16,500円。　年間２０万円弱の料金を余分に払っている計算になります。

あなたの会社の固定電話では、携帯発の通話に対してどの様に対処されていますか？　一度ご確認してみることをオススメします。　電話機に「００ｘｘ」を付けて、なんてシールが貼ってあったりしますか？　

今どきのビジネスフォンなら、自動的によく利用する事業者番号を「付加」してダイヤルする機能が備わっていますが、はたしてちゃんと設定されていますでしょうか？　ご確認あれ。